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7月, 2024の投稿を表示しています

amatsu no hibiki

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天津ノ響基  "amatsu no hibiki" I was approached about this project two and a half years ago. I slowly began preparing, and started work on it this year. I researched and understood the history of the temple, and frequently visited the temple grounds in search of inspiration. My goal this time was to create a work in dialogue with Tsukane-ji Temple and its history, so I searched for words in the air, and for connections in history. I hoped that the pieces of history I knew and the inspiration I was given would come together in a conversation and become one piece of work. decided on the colors based on my senses and inspiration, and tried to incorporate as much history and hope as possible. It is displayed in the guest hall corridor of Tsukane-ji Temple. Although it is a clumsy piece, I cherish this work that was born from a dialogue with Tsukane-ji Temple. Even though no words were said, I was able to have a conversation with the Temple.

慧日山津金寺様に作品を収蔵しました。

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6月29日 「慧日山修学院津金寺」様に作品を収蔵致しました。 『天津ノ響基 amatsu no hibiki』 お話を頂いたのは2年半前のことでした。 それからゆっくりと準備を始め、今年から制作に取り掛かりました。 御寺の歴史を調べ理解し、インスピレーションを求め境内へ足繁く通いました。 津金寺様とその歴史との対話の中で作品を生み出すことが今回の目標なようなもので、 空気の中に言葉を探し、歴史の中につながりを探しました。 私の知れる限りの歴史のかけらと、与えられたインスピレーションが会話になって、ひとつの作品になればと。 歴史と願いを可能な限り込めようと努めました。 津金寺様、客殿廊下に飾られています。 拙いながらも、津金様との対話で生まれたこの作品を私は心から大切に思っています。 それが、たとえ、本物ではなく、私を通しての会話であったとしても。 この経験は、この先活動を続けていく中で、いつも心の真ん中に在るであろうお守りのような存在になりました。 津金寺和尚様、此の度は本当にありがとうございました。 津金様がこの先も永遠に天津の響きを奏で続けてくださりますように。 願いを込めて。 桜井杏子